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会長吉備素子氏から日本新聞協会への抗議文 送付済み

一般社団法人 日本新聞協会

会長  中村 史郎 様

日航123便墜落の真相を明らかにする会会長 吉備素子

日航機墜落「自衛隊ミサイル誤射説」をファクトチェック

2025年8月11日 5時01分朝日新聞掲載記事

並びに8月13日紙面掲載ファクトチェック記事について

今年40年を迎え、夫の命日には心静かにお参りをしたいと願っておりましたところ、今度は御協会所属の朝日新聞が、明らかな新聞倫理違反を犯しました。それは、ファクトチェックの国際的基準を完全に無視し、何の検証もなく、しかもいい加減な内容で、私たちの情報開示裁判そのものを否定する記事を出しました。

その記事は、私が情報開示裁判で提示してきた公文書にも言及せずに、元事故調査委員による「ハリウッド映画云々」と言うくだらない主張だけを書き、2013年に事故調が自ら公開した「異常外力着力点」にもふれずに、反証もせず、客観的に当方に取材もせず、日米公文書にも一切触れずに書いています。あきらかにでっち上げ記事です。

しかも、私たちの客観的証拠や情報開示裁判で提示した数々の矛盾や疑問を簡単に切り捨て、さも当方がフェイクである印象を与えるためだけの印象操作を行っています。そして、当方が「誤り」であると断罪しました。

そもそもファクトチェックとは国際的基準があり、この記事はそれに著しく違反しています。朝日新聞にとって、都合よく反対者の意見のみを掲載し、権力に迎合して擦り寄り、防衛大臣の発言が正しいと判断しています。しかも、いずれも責任者として罪に問われる側の人間だけの証言のみです。これは、明らかに不公平、不正確、人権侵害の記事です。このような記事がしかも朝日新聞で掲載したということは、由々しき事態と思っています。

当然ご存じだと思いますが、ファクトチェックとは、非政治、公平性が第一であり、いったんゼロに戻して、様々な角度から検証して科学的根拠をもとにして行うものです。朝日新聞はそれすら知らないのでしょうか。これがファクトチェックだと堂々と出していることに、自分たちで恥だとは思わないのでしょうか。それほど程度の低い新聞なのでしょうか?

この朝日新聞のファクトチェック記事は、私ら墜落原因に疑問を持って40年も生きてきた遺族の気持ちを踏みにじるものです。さらに、新聞という武器で遺族を黙らせるためのメディアの権力を振りかざした記事です。

私が会長を務める「日航123便墜落の真相を明らかにする会」の一般市民の会員たちに対しても私らの権利を封印するための圧力です。こんなことが許されるとお思いでしょうか。

 

日本新聞協会の新聞倫理網領の「正確と公正」、「人権の尊重」に照らし合わせてみても著しく違反しています。この記事は40年間もの長い間、墜落原因に疑問を持ち続けてきた私ら遺族に対し、新聞というメディアの権力を使って今後モノを言わぬように、さらにレッテル張りをしました。当会としましては、朝日新聞社に次のような内容で抗議しています。

「このファクトチェックは、一方的に都合勝手で非科学的な言い分でまとめている。東京地方裁判所での遺族による情報開示裁判のすべての資料を読み込んだうえで「誤り」と言う結論を出したのか否か、まず答えよ。情報開示裁判においては、再調査を求める数々の疑問点と科学的証拠、学者の意見を出している。それを封じ込めるための最も卑怯な記事である。裁判記録や裁判証拠公文書も読まずにこのファクトチェックを行って結論を出したのならば、それは恣意的で由々しきことであって公平性と客観性に欠けた新聞倫理に違反する記事である。日米公文書や科学的証拠を検証せず、詳細に調べもせずに結論を出した最低の行為であり、記事である。これをファクトチェックというならば、どこまで調査したうえで書いたのか。当然、遺族の弁護団と青山透子氏に反論の機会を与えるべきである。墜落原因に疑問を持つ遺族の声をも封じ込めようとする魂胆が見え見えであり、裁判資料に目を通さずに結論づけたとすれば、遺族の再調査への権利放棄への圧力となる報道であって、朝日新聞は報道の公平性と客観性にも違反する。このまま無視するのであれば法的措置を考える」

 

 通常、新聞というものは数々の疑問や政府の権力を監視する方向であるべきであって、これは真逆な記事です。しかも、国民に事実や真実を伝える使命まで放棄し、国家権力にすり寄った記事を平気で出すとは呆れました。朝日新聞の読者を裏切るどころか、国民を洗脳していると言われても過言ではありません。そもそも青山氏は、事故調査報告書のファクトチェックから開始して、訴訟可能な証拠を集めてきました。私の訴訟では、弁護団と共に15年間、調査研究を重ねてきました。

同等の知識や研究をもって記事を書いているとは到底思えません。

この記事で「誤り」と断言した記者に対し、当会への圧力、ならびに虚偽に基づく新聞報道を利用した情報操作とし、朝日新聞の記事の削除と謝罪を求めます。

この記事の削除を要請すると同時に、当会の反論に応じない場合は当会として法的措置を考えます。

以上、墜落原因に疑問を持つ一般市民の声と遺族として書かせて頂きました。会長自ら早急な対応をお願いします。

【解説】

ファクトチェックで言及している2011年7月に公表された「解説」には、相模湾からの引き上げが超高額で機体残骸を捜索するのは深くて困難だったと書かれている。しかしその後、2015年8月12日に民間企業が一千万円ほどで航路下の相模湾から水深160メートルの地点で機体残骸を発見した。(朝日ANNニュース)。それに対して、元事故調査委員の斎藤孝一氏は、「こういう残骸をさらに分析することで事故の詳細が明らかになる(原文ママ)」とコメントをした。ところが自らこれについては全く触れていない。

更に、事故調査報告書では、たった一本のこの木(警察資料)に衝突して、最強のジャンボ機エンジン一基が、木っ端みじんとなったという(事故調査報告書第四エンジンのバラバラ状況)非科学的な論証を繰り返してきた。それにも触れていない。

2013年に国土交通省がホームページで公開した別冊資料「航空事故調査報告書付録―JA8119に関する試験研究資料」についても触れていない。これは、遺族には当時一切説明がなかった新たな証拠である。事故調査委員であれば、世界中の誰に聞いても再調査すべきことである。しかも垂直尾翼に着力した「異常外力着力点」は、11トンの外力で垂直尾翼を破壊した計算式が書いてあり、それについても触れていない。外力は炸薬無しの模擬飛行機か模擬標的機と仮説を立てているにもかかわらず、これも無視して発言している。

➡青山透子著「40年の真実(河出書房新社)」で詳細に説明している。

  必ずお読みください。

皆様へ 日本ファクトチェックの国際基準を熟読してください。

そのうえで朝日新聞ファクトチェック記事をお読みください。 青山透子公式サイトに抗議文と共に掲載中

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