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2024年 最高裁判所 上告に関する情報

最高裁判所法廷にて審理決定のお知らせ
昨年の令和5(2023)年6月21日に、最高裁判所への「上告提起通知書」を受理、令和5(2023)年8月30日に、原裁判所(東京高等裁判所)から事件記録の送付を受けとったという通知「記録到通知書」を受理しました。
従って、現在最高裁判所において審理継続中です。今後、通知がありましたら皆様に情報を提供いたします。なお、吉備素子さんへの応援のメッセージは随時受け付けておりますのでよろしくお願いします。
それでは会長の吉備素子さんから、応援して下さる皆様へのメッセージをお伝えします。


「皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。会長の吉備素子です。
新春早々に能登半島の大地震により被災された皆様、翌日2日、日航516便のJAL機の炎上によって怖い思いをされた乗客の皆様、海上保安庁機で亡くなられたご遺族の皆様、本当につらい日々を送っていらっしゃると思います。心が痛みます
。皆様の気持ちに寄り添いながら私自身の経験も踏まえて、今こそ言わなければならないことをこの場で伝えたいと思います。
まず、弁護団の先生方、青山透子氏、そしてこの会に賛同して下さった皆様に支えられてようやく最高裁判所までたどりつきました。この39年もの長い間、本当に心休まることのないつらい日々もありました。でも、こうしてたどりつきました。
有難うございました。
次に、裁判所の皆様、世間の皆様に私が伝えなければならないことは次のことです。
① 2013年に公開された運輸安全委員会の報告書付録には、はっきりと「異常外力着力点」が書いて
あり、それによって垂直尾翼が吹き飛んだのが第一番目の原因である」と書いてある事実を、なぜマスコミは伝えないのか、そしてなぜ事故調査委員会はその「異常外力」を調査しなかったのか、日本航空との和解においてJALはなぜそれを言わなかったのか、ということです日航のパイロット組合もその後、知っていたにもかかわらず、一切を無視しました。パイロット仲間をかばいたい気持ちばかりがあったのでしょうが、高浜機長は元自衛隊出身者であった、あの事件にかかわっていたことは否定できません。
② 事故原因が異常外力着力点をきっかけに起こり、その後後部圧力隔壁が破壊したとしても、それを事故調にもJALにも一切言われた覚えはありません。
その説明もなく、一方的に和解させられたのです。私ら遺族全員
に、なぜ異常外力を説明しないまま、和解したから終わり、なんてとんでもないことです。日本はそんな世の中ですか?素人の私でも、誰でもがおかしい、と思うことを調査するのが事故調でしょう。日航はボイスレコーダーを隠し持ち、開示もせずに、和解したから終わりは納得できるはずはありません。
③訴訟開始後、訴訟仲間の市原和子さんを取り囲んで訴訟を止めるように嘘をついて取り下げさせたのは、元JAL社員たちだったことが後からわかりました。おそらく、ご家族は言いくるめられたのでしょうが、私らや弁護団の悪口、青山さんの悪口や根拠のない誹謗中傷、そしてデマを
世間に広めた責任はすべてJALにあります。なんと、長年の誹謗中傷者は窃盗罪で捕まり、さらに詐欺師だったそうで、警察に逮捕されたと聞きました。この窃盗犯ならびに詐欺師はJALの社員証で日本航空機長と偽り、世間をだましていたそうです。
その詐欺師を利用していたのはJAL社員ではないでしょうか。A機長(元機長)もかかわっていたと聞きました。
日本航空は、いつも嘘をついて、火消しばかりに気を取られているからこそ、今度のように安全がないがしろにされて、羽田で炎上するのです。このマスコミ報道も、異常です。滑走路が見えない理由ばかりを探して、世論を誘導しています。まるで39年前の日航123便と同じです。
一体いつまで同じ間違いを犯すのでしょうか。

あの日本テレビ
の「ザ・世界仰天ニュース」もひどい報道でした。これを監修したという杉江弘氏の謝罪を求め、放送倫理に訴えています。杉江氏はフジテレビでも日本航空をかばう解説をしていました。何が航空評論家でしょうか。事実をゆがめて真実を伝えず、偏った報道はけして許されることではありません。放送倫理委員会の結果が出ましたら、皆さんに報告します。
日航は公共交通機関としての責任をどうとらえているのでしょうか。
そしてなぜ、マスコミは今回の羽田空港JAL機炎上報道のように日航側に
群がり、彼らの言いなりになり、逆に私ら国民の「知る権利」を無視し、それを適当にして、まるで国民を「うるさいやつら」とでもいいたいのでしょうか。報道関係者は真実を追究したくないのでしょうか。
逆に、それに異議を唱える人を排除しています。こうやって、日航にいつまでも加担するのでしょうか。
もうこれ以上許されることではありません。

世間の皆様、たとえ何が真相であろうとも、その場で心から謝罪することによって私ら遺族は救われるのです。それこそが、未来を正しく作っていくのだと思います。
公平な目で、判決をいただけますよう、心から願います。吉備素子」






 

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